64bit版openSUSEにJDKとNetBeansをインストールしてみる

メモリを4GB以上積む予定も立てたことですし、openSUSEを64bit版にしてみました。まだまだ世の中は32bitを中心に動いているようで、少しつまづいた所があるのでメモメモ。
64bit版ライブラリは/usr/lib64以下に入る構成になっているのですが、そこに入ったら32bit版を主眼に開発されているツールではそのPATHを探すことができないようです。NetBeansでは/usr/lib64/jvm/java以下にあるJDKを探せずにインストーラーが起動しない事態に陥りました。

JDK 6 x86_64版のインストール

YaST > ソフトウェア > ソフトウェア管理 で使うJDKを指定します。ここでは例として現段階で最新版であるjava-1_6_0-sun-develの1.6.0.u4-0.1をインストールします。バージョン(V)タブを選ぶとバージョンやアーキテクチャ別のJDKを選択できるようになっているので、バージョンは1.6.0.u4-0.1、アーキテクチャx86_64のものを選びます。ちなみにレポジトリはopenSUSE-10.3-updatesに入っているようです。

NetBeansのインストール

やってみた限り、/usr/lib64以下に入っているライブラリを読み込むことができなかったので、そのディレクトリを--javahomeで直接指定します。

> chmod 755 netbeans-6.0-ruby-linux.sh
> sh ./netbeans-6.0.1-ml-ruby-linux.sh --javahome /usr/lib64/jvm

これで無事JDKを認識してインストーラーが立ち上がってくれます。インストーラー内のJDKを選択する部分にも自動で入力されるようになります。