第2回 イケテル”ビジネス”勉強会@福岡に参加してきた

やったこと

感想

今回もチームでマーケティングについて考えるのが主体だったのですが、割とブレインストーミング的な感じで進めていったので発言しやすかったです。お題を出される → 考える → まとめる → 発表 の流れを短時間でいくつもこなしていくというのはなかなか出来ない経験じゃないかなぁ、と。

映画の物語を作ろう

ぱっと見ただけではまったく関係のないことをやっているみたいだったんだけど、最後の最後に最首さんが言われた言葉で、この部分の意義が分かりました。最首さんは「ストーリーを具現化して、それをお客さんに共感してもらうことが重要」みたいなことを話されていたのですが、この部分はその「ストーリーを具現化する」ための頭の体操みたいなものだったんじゃないのかなぁ、と予想しています。最首さんが何も言っていないのであくまで予想ですが。

新車販売促進計画

日産がアメリカでキーレスエントリーを広めるマーケティング戦略が元になっているらしいのですが、さっきから調べてみてもそれに関する情報がひとつも見つかりません・・・・・・。何やら「私たちの車にはキーは必要ないので、キーを届けてもらう必要はありません」とURLとシリアルナンバー?を書いたタグを貼った車のキーを各地にばらまき、URLにアクセスしてナンバーを入力するとガソリンの割引券がもらえる、というものだそうです。これで場図マーケティングが出来て、車に興味を持つ人のリストが手に入るという仕組みだったらしいです。
ウチのグループでは「カーシェアリングに使って、ユーザーごとにシートのポジションとか記憶しておくと良さそうだよね」だとか「電気自動車にして、乗るごとに京都議定書のエコポイントが貯められるとかいいよね」だとか「エコを全面に出して、乗っていることでエコ活動をやっているというイメージを一般に定着させられれば、話題性はかなりあるよね」みたいな話が出てきました。他のグループでは「誤認識率が低いので盗難されない、安全!」というのをウリにしていくところが多かったみたいです。
やっていることはどちらかというとバズマーケティング的なことを考えるものだったと思いますが、ソーシャルメディアでの話題性を上げるにはどうすればいいのかということを主体に考えるものっぽいです。

ラテショップ・クリスマス計画

スターバックスのブランド・マネジメントが元になっているらしいです。そういえばスタバってクリスマス・ブレンド作っていましたよね。試飲で飲んだきりですが。
「ベタだけどカップにメッセージを書けるとか」 → 「QRコード書いてクリスマス当日にメッセージ届くようにするとか。時間差大事じゃない?」 → 「時間差なら、来年につなげてみるとか」 → 「来年のクリスマス・ブレンド用のコーヒーの木を一株もらえるとか」みたいな感じで考えていきました。他のグループではラテアートをやってみるというところもありました。そういえばジブリ美術館のラテアートって結構話題になったな。
長期的な計画を立てるものなので、新車販売促進計画の短期に噂を立てる計画とは発想が違うことを実感しました。

SMO戦略について

最首さんのお話。「ストーリーを具現化していく」の下りで物語論的な考え方なのかなー、とか妄想をしていました。ゼミの教授が物語論について詳しかったはずなので、何か質問でも持っていってみようかな。物語論なんて言葉を使ってはいますが、俺は物語論がどんなものなのかよく分かっていません。

COOKPAD株式会社長 佐野陽光さんのお話

ゲストとして来られていた佐野さんに質疑応答形式で話をしていただきました。SMO戦略に関する質問がなかったんだけど、内容はすごいおもしろかったです。概略は最近参加したハチロク世代の日記に書いてみました。