LinodeのopenSUSEを11.2にアップグレードする

LinodeではopenSUSEVMとして選択できるのですが、11.0のままです。調べてみたら11.1は動くとの情報があったので11.2も動くはずだと思い、やってみることにしました。

11.0から11.1へ

11.1から11.2へのライブアップグレードはサポートされているので、まずは11.1にアップグレードします。参考: openSUSE 11.1 on Linode ala zypper dup – Aaron Bockover

  • openSUSE 11.0をデプロイし、ブートする
  • sshを用いてrootでログインする
  • 11.0のレポジトリリストを削除する: /etc/zypp/repos.d
rm /etc/zypp/repos.d/*

これでやりました。ただ、こっちが動くならzypperの機能だしこっちがいいかも。

zypper modifyrepo --all --disable
  • 11.1のレポジトリを追加する
zypper ar http://download.opensuse.org/distribution/11.1/repo/oss openSUSE-11.1

参考ページでは -f オプションついているけど、unknown optionとして怒られてしまったので削除しました。削除していても問題なし。

  • zypperを先にアップデートする
zypper in zypper
  • レポジトリをアップデート
zypper refresh

必ずしも必要ではなさそうですが、やっていて損はないでしょう。

  • 11.1へアップグレード
zypper dup

ディスク容量が不安な人はこちらで先にパッケージだけダウンロードしておいて、ディスクを確認の上やってみるといいかも。

zypper dup -d
zypper dup
  • ここで一度再起動。
  • 再起動後、アップデートレポジトリを追加する
zypper ar -f http://download.opensuse.org/update/11.1/ openSUSE-11.1-Updates

ここでは -f オプションは怒られませんでした。

  • 11.1の最新版にアップデートする
zypper up

11.2へのライブアップグレードのために最新版に上げておく必要があるようです。

11.1から11.2へ

この作業はopenSUSEWikiに日本語で情報があるので、こっちを参考にするといいかもです。SDB:システムアップグレード - openSUSE Wiki
まぁ、ほぼ11.0から11.1への作業と一緒のようです。ぶっちゃけ11.0から11.2に直でやってもよかったのかもしれません。

ちなみに、ここまでやって転送量は約700MB程度でした。Linodeは月200GBなので、これを多いと見るか少ないと見るかは用途次第かと思います。自分は自分用のサービスしか動かしていないので全く問題ありませんが。