openSUSE上にVirtualBoxを入れてみた

仮想化するのも楽じゃない

本当はXenを試してみたかったのですが、nVidiaXenをサポートしていないせいでドライバが動かず、今のところnVidiaドライバでXenを使うのは難しいっぽいです。ですのでXenで遊ぶのはノートPCに任せ、デスクトップPCではオープンソースな仮想化ソフトのVirtualBoxを試してみました。元々Windowsでも使っていたので、慣れている分VMWareなどよりも使いやすいです。

VirtualBoxのインストール

YaST > ソフトウェア > Community Repositories で"openSUSE ビルドサービス - 仮想化 (VirtualBox)"のレポジトリを追加します。その後ソフトウェア管理からVirtualBoxをインストールすればOKです。

2008/02/04追記

VirtualBoxOSSレポジトリに安定版がありますが、個人用途には安定性よりも最新版であるということが優先度が高い性格なもので、こういう選択をしています。安定性重視の方は普通にOSSレポジトリから入れておいたほうがいいかと思います。

VirtualBoxを使う前準備

まずroot権限でコンソールを開いて、以下のように行います。sudoでもやれるかどうかは未確認。

> /etc/init.d/vboxdrv setup
> modprobe vboxdrv

その後 YaST > セキュリティとユーザ > ユーザを作成あるいは編集する > (使用するユーザを選択) > 編集 > 詳細 (D) > グループ: vboxusers > 了解 > 完了 と手順を踏む。その後セッションを終了させて再度ログインすればVirtualBoxが使用可能になります。

やっていることを説明すると、まずVirtualBox用にドライバをコンパイルして、modprobeコマンドで先ほどコンパイルしたドライバを追加する。そしてVirtualBoxを実行できるグループにユーザを所属させておく、ということです。

使用してみた感想

やはり重いです。現在メモリは1GBの使用で、なぜか256MB*4枚挿しという変な構成だからでしょうか。現在メモリを1GB*2枚注文しているので、これを挿したら多少マシになるでしょう。多分あと2枚ほど買った方がいいんだろうけど。