BootCamp領域にWindows 7 Beta 1をインストールし、VMware Fusionで起動するまで

約2ヶ月ぶりのエントリです。どうにか生きてます。
Windows 7のbeta 1が公開されたようです。2009年8月1日まで使用できるようなので、MacBookのHDDも容量大きいものに載せ変えたことだし、BootCamp使ってインストールしてみました。そしてせっかくなのでVMware Fusionを使って起動できるようにしてみます。
一番ハマったのはVMware Fusionでのネットワーク周り。それ以外は事前に情報を得ていたので特に問題なくできました。

DVDイメージの取得

"Windows 7: ベータ版ダウンロード"よりDVDイメージをダウンロードしてください。Windows Live IDが必要です。
32bit版と64bit版の2種類がありますが、64bit版を試してみたところBootCampドライバが32bitにしか対応していないとかそんなエラーを吐いていた気がするので、32bit版をダウンロードしてください。ダウンロードが終了したらDVDに焼いてください。

BootCamp領域の確保

アプリケーション > ユーティリティ > Boot Camp アシスタントを用いてBootCamp領域を確保してください。OSに必要な部分だけでだいたい6GB使うので、結構多めに確保しておいた方が良いかも。おいらは32GB確保しました。

Windows インストーラーの開始

領域の確保が終了したら、先ほど焼いたWindowsインストールDVDを入れて、インストーラーの開始を行ってください。OS Xが終了してWindows 7インストーラーが開始します。
確保した領域は恐らくFAT32になっているのか、そのままではインストールができませんでした。ですので確保した領域全てをインストーラーで再度フォーマットしなおしてからインストールを開始してください。

BootCampドライバのインストール

Windows 7 BetaにBoot Campインストール成功! - タケシメモを参考にやると成功します。感謝。

VMware Fusionから起動する

VMware Fusionを起動すると自動的に仮想マシンのライブラリ内に"Boot Camp partition"という名称で追加されています。初回起動時になにか色々やるようでちょっと時間がかかりますが、以降はほぼ通常のゲストOSと同じように起動します。ただ、毎回管理パスワードの入力を求められるのはどうにかならなものか......。

VMware Toolsをインストール

起動すると自動でVMware Toolsをインストールします。インストールが終了すると再起動を促されるので、促されるまま再起動。

vmxnetのドライバをインストール

通常ではVMware Toolsをインストールするとイーサネットドライバもインストールされます。ですが、おいらがやってみたところではイーサネットドライバをちゃんと認識してくれず、VMware Fusion上ではネットワークに繋げない事態に......。なのでドライバを直接指定してインストールしてみます。

VMware Tools.msiの取得

VMware Fusionのメニューの 仮想マシン > VMware Tools のインストール を選択。するとsetup.exeを実行するかエクスプローラーで開くかの選択ウィンドウが表示されるので、エクスプローラーで開くを選択する。その後開いたエクスプローラーよりVMware Tools.msiを選択して手頃な場所にコピーする。

VMware Tools.msiの解凍

通常のやり方では解凍できませんが、ツールを用いる事で解凍が可能です。おいらはUniversal Extractorを用いたので、以降の説明でもこれを用いた場合のやり方を示します。
先ほどコピーしたVMware Tools.msiを解凍しようとすると"MSI Installer 解凍"というウィンドウが表示されます。3つチェックボックスが表示されますが、この中で一番下にある"MSI TC Packer 解凍"を選択してください。他のものでは正常に解凍ができませんでした。

vmxnet ドライバのインストール

コントロールパネル > デバイス マネージャー (表示されていない場合は"すべてのコントロール パネル項目"をクリックして表示させる)を開く。その他のデバイスのところに"イーサネット"云々があるので、それを選択し、コンテキストメニュー内の"ドライバー ソフトウェアの更新"を選択。
開いたウィンドウで"コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)"を選択し、"次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します"に、先ほどVMware Tools.msiを解凍したフォルダを指定します。そのまま進めると警告が出ますが、気にせず進めます。インストールが完了すると"VMware Accelerated PCNet Adapter"が"ネットワーク アダプター"内に表示され、正常にネットワークが使用できるようになります。