Spaces + VMware Fusionが良い

仮想化使って開発環境を整えてみた

MacBookが届いて数日経った訳ですが、なかなか面白いMacライフを満喫しております。と言っても2日ばかりVMware FusionLinuxと戯れていたのですけどね・・・・・・。
MacUNIX系OSですのでサーバ等は簡単にインストール可能なのですが、せっかくなのでVMware Fusionを使ってhttpdサーバとDBサーバの環境を整えてみました。しかも複数。

Ubuntu

Debian系OSとして手軽に使えるUbuntu 7.10をインストールしてみました。8.04LTSがリリースされたらそっちのサーバ版に替えようとは思いますが、現在動いているのは7.10デスクトップ版です。これは主にRuby 1.9PostgreSQL 8.3といった最新版を追い求める用に使おうかと思っています。

CentOS

RH系OSとして定番のCentOSをインストールしてみました。お仕事でも触れる機会が多いので、こちらはお仕事に近い環境を整えて使おうと思います。PHP4のお仕事も多くありますし、枯れた感じのものですね。

openSUSE

個人的にデスクトップで使っているので弄りやすいというのもありますが、YaSTで設定が容易に行えますので入れてみました。openSUSEも割と枯れて安定したものを採用するディストリビューションですので、お仕事用とまではいかなくて定番のものを使っていこうと思います。

Spaces

大抵の設定はSSH経由でやれるんですが、せっかくなのでGUIも使おうと思います。Spacesで仮想デスクトップを9画面作成して、7,8,9にそれぞれフルスクリーンで配置しています。ログなどを常時表示するようにしてたら便利かなぁ、と思っていますが現状あまりGUIの使い道を考えていません。Linuxディストリを3つ同時に起動させていても全然余裕なのでMacVMware Fusionはいいなー、などと思っています。でも欲を言えばメモリを4GBに増設したいかな。

VMware-Toolsをインストールするとネットが死ぬ

よく説明なども読んでいないのでもしかしたらとんちんかんなことをしているかもしれませんが、VMware-Toolsをインストールするとネット接続が死にます。NATだろうがブリッジだろうがダメ。Ubuntu,CentOS,openSUSe全てで同じ症状が出たのでOS固有の問題という訳ではないでしょう。今はNATを使っているのですが、DNSサーバの設定をし直してやれば正常に動きましたが、NetworkManagerは「接続できてないよ」とエラーを吐き続けます。外にも出られるし、Mac側からも入れるし特に問題はありません。

MySQLMac側から接続できない

特にMacに限った話ではありませんが、そのままの設定ではMySQLは外からつなぐことができません。GRANT文でMacのIPからの接続を許可する必要があります。MacGUI Toolsを入れて使っているので、それひとつで3つの全てのMySQLサーバに接続できるようになって非常に便利です。

これから

BSD系のOSも入れてみたいかな。Software Designの今号がFreeBSDの特集だったのでそれを見ながらインストールしてみようかななどと考えていたり。OpenBSDがいいという話も聞きますがBSD初心者だととりあえず試せるものがいいです。
あと、複数のLinuxが割と快適に動かせることがわかったので外向きサーバとアプリケーションサーバを分けてやってみたりということもできそう。
あまりに重い処理はさすがにMacBookじゃ無理だと思うけど、実機を準備せずとも開発やテスト環境が作れるのは面白いなぁ。