NetBeans 6.0を入れてみた

「ウチはNetBeansを使うよ」

前々から分かってはいたことなのですが、ウチの社長はNetBeans派です。で、RBCの流れでRadRails(eclipse)なんぞ使っているのですが、会社で使う分にはNetBeansに統一しようと言う話が出てきました。一度Windows時代に6.0ベータを試したのですが、貧弱なノートPCには重くて重くて耐えきれませんでした。今はopenSUSEに替えて多少快適になりましたし、再度試してみようと思います。

YaSTでは5系しか入らない

5系だとRubyが使えないんですよ・・・・・・。という訳でja: NetBeasnから6.0英語版をダウンロードしてインストールしてみました。日本語版は6.0.1として1月末にリリース予定で、現在開発版が公開されています。

前準備

NetBeansJava製ですので、Java周りが必要です。JREは恐らく入れている人も多いのではないかと思いますが、NetBeansJDKが必要です。俺は1.6系を使っていますので以下のパッケージをインストールしました。

  • java-1_6_0-sun-devel

これはYaSTからインストールが出来ます。もしJREを入れていない方は一緒に入れておくと後々便利です。

ダウンロード→インストール

ダウンロードページからバイナリをダウンロードします。俺はRubyさえ使えればいいのでRubyバンドル版を選びました。以下は全てRubyバンドル版でのファイルネームですので、他のバンドル版やバージョンの方は適正読み替えてください。以下ホームディレクトリにnetbeans-6.0-ruby-linux.shを置いた場合のインストールまでのコマンドを一気に書きます。

> cd ~
> chmod 755 netbeans-6.0-ruby-linux.sh
> sudo ./netbeans-6.0-ruby-linux.sh

実行可能なパーミッションに変更してから実行します。別にスーパーユーザーになる必要はないですが、デフォルトでは/usr/local/netbeans-6.0にインストールするようにセットされるので、そのままインストールする方や通常ユーザーでは書き込み権限を持っていない場所へインストールする方はスーパーユーザーになっておきます。ちなみに俺は/opt以下にインストールしています。
しばらく文字が流れるとインストーラーが起動します。もしJDKが見つからない場合は手動でパスを指定してやる必要があります。俺の環境では/usr/lib/jvm/javaに入っていました。それ以外は特に何もする必要もなくインストールが終了します。

実行

実行ファイルはbin/netbeans以下にあります。俺はシンボリックリンクを/usr/binに作成しました。これでコンソールに"netbeans"と打てば起動するので便利です。適正メニューなどにも突っ込んでおけば使いやすいのではないでしょうか。
(2008/01/18追記)binディレクトリをPATHに追記する方法もありましたね、そう言えば。NetBeansだったらどうせ使うバイナリは1つだけなので作業的にはシンボリックリンクを作成する方が簡単なんですけど。